連休ネタ①


台所で、お義母さんと夕食の準備をしていた。

野菜を切っていたお義母さん、おもむろに包丁を見つめ


「この包丁、最近良く切れないの…

お父さんが研いでくれないから



…………。


はあ。


まぁ、ねえ。


そうでしょう、ねえ。

お義父さん、いま入院してますもんねえ。


しかしお義父さんが研磨屋さんとは知りませんでしたが。

下手に手を出して「こんなナマクラ包丁捨てっちまえ!!」とか怒られてもイヤですもんね。


そうですよね。

そうそう。






でもさあ。

包丁くらい、包丁研ぐくらい、さあ…


明日、旦那さんのご両親が結婚40周年を迎えられます。

お義父さんが入院中のため、お二人そろってお祝いすることはできませんが

無いウデに無理矢理よりをかけて、料理を持ち込むつもりです(>_<)


しかし…40年。

私は知り合って3年、結婚して2年なので、気が遠くなるような月日のような気がします。


一緒にいる秘訣はなんでしょう?

明日、聞いてみようと思います。

最近の旦那さんの言葉で、じわじわと感激 (軽くね) していることが。


来月は、結婚記念日があります。入籍して2周年です。

どこへ行こうか、何を食べようかあれこれ考えていました。

だって、我々が共有できる唯一の日付ですから。


しかし(と言っちゃいけないんだ)、お義父さんが退院できる見込みがついて

その日にちが結婚記念日に多分重なるという予想も同時に立ちました。

退院する日は病院までお迎えに行って、実家へお送りしなければなりません。


長く入院していたお義父さんが家に帰れるのは本当に喜ばしいことで…

納得はしているんですが、私自身も嬉しいことなのは確かなんですが、


…どうしてよぅ(TдT)


と思ってしまうのもまた事実。すまん。

そのお見舞いの帰りに、旦那さんが私に

「10月、(重なっちゃって)また来ないといけないけど、ごめん」

と言いました。普通にへこんでいた私は生返事だったのですが、

この言葉が、後から結構響いているのです。


旦那さんはご両親をとても大事にする人です。

自分たちのイベントと重なったとしても、当たり前のようにご両親の都合を優先します。

たぶん、優先とかいう気持ちではなく、彼にはそれが普通なんです。


だからこの「ごめん」というひとことが、少なくとも彼の中で優先事項を考えたのだという点で

私にとっては進歩なわけです。そして嬉しいわけです。

単純だけど、いろいろ頑張ろうとか思うわけです。

気をつけなきゃねーと周りでは話しつつも、あくまで他人事と思っていました…


が、しかし。

旦那さんの実家にも詐欺の手が!!


お義父さん入院中のある日、1本の電話が。

「はい」とお義母さん。

セールス等がイヤで、いつも名前は名乗らないそうです。


『埼玉県警ですが。○○さん【当然お義父さんの名前】が交通事故を起こされました』


すかさず、お義母さん

「主人はいま家にいますけど」


……私はねー、この機転は素晴らしいと思ったよ。

天真爛漫な方なので、割と信じてしまうかしらん、とこっそり心配していたのですが。


詐欺師もねえ、そう言われちゃ

『…ありゃ、間違ったかな』

と言って電話を切るしかないでしょうねえ。


結果的に、当たり前ですけど何の被害もなく、良かったといえば良かったですけど…

嫌な世の中ですな。

観てきました!!素敵でした!!

yoshiwara


堤真一 ・・・ カッチョよかったです。背があるから舞台映えするし、殺陣の迫力はすさまじい。

         前から5列目だったので、ナマ足、ばっちり拝ませていただきました☆


松雪泰子 ・・・ 美しくて、でも陰のある役なんだろうなあと想像していました。(その通りでした・・・)

         儚げで一途な大夫が、スッと冷ややかな表情に変わる瞬間とか…素敵です。


古田新太 ・・・ その頭の上のぼんぼりはなんですか?!(@∀@;)ウヒャー

           でも…こんなに前でよかったと思えるカーテンコールはなかったよ(涙)


京野ことみ ・・・ 超キレイ…安野モヨコの漫画 のようでしたよぅ。

           透き通った声の吉原言葉がものすごくはまっていました。


藤村俊二 ・・・ セリフを忘れても間と思わせ、役名を間違えても演技と思わせてしまうのはさすが・・・。

           おヒョイさんが出てくるといろんな意味でドキドキしっぱなしでした。

好きな八百屋さんがあります。

八百屋さんと言っても、農協の直売所なんですけど。


千切りにしてもいつまでも変色しないキャベツに

恐れをなしたときに、使うお店です。(^^;

安いし(まぁたまに安くないものもあるけど)、何より安全を買っているつもり。


昨日の炎天下で、みずみずしいトマトが食べたくなり

直売所に行きました。午後だったせいか、野菜があまり残ってなかったので


「すみません、トマトって何時くらいなら残ってますか?」


「あー、トマトはね、今年はもう終わり。また来年になっちゃうね」


終わり?!来年?!




当たり前ですが、トマトにだって旬はあるんですよね。

スーパーに並んでないのを見たことがなかったので、

そんなの考えもしませんでした・・・。


野菜の命に抗わない直売所が、また好きになってしまいました。



選挙の報道合戦が始まり、今まで気になっていたことを

否応なしに見る機会が増えた。


「無数の携帯電話のカメラが著名人に差し出されているときの違和感は何だろう」


ちょっと引っかかっていたけれど、追求しないでいた。

けれど数日来のテレビで、朝夕何度となく出会った場面だったので

図らずも考えるようになり、当落放送の頃になって答えにポン!と行き当たった。


普通のカメラで撮る時は、被写体に夢中になる。

その人がどう動くのか、一挙手一投足を必死で追う。

でも携帯電話のカメラで撮る時は、被写体をフレームに収めることに夢中になる。

できるだけ大きく鮮明に写るように、携帯の画面を必死で見つめる。


良い写真を残したい、良い記念を残したいという意味では変わらない。

違うのは、視線。

この二つは、視線の先が同じようで同じでない。

それが、ひとつの空間の中で違う世界にいるような雰囲気を出しているのだ。


そういう人たちがものすごい近距離でうごめいているのでアレ?と思う。

そんなことを考えました。






は~~、スッキリしたぁ☆☆

どうきょ 0 【同居】 (名)スル
(1)一つの家に二人以上の人が一緒に住むこと。 ⇔別居
「三世代が―する」
(2)ある家族の家にその家族以外の者が住むこと。
「兄夫婦の家に―させてもらう」   

                                     三省堂提供「大辞林 第二版」より




昨日、晩ご飯の最中にその発言は飛び出しました。

職場が遠いという話になり、新しいアパートに引っ越したところで

会社から今と同じ家賃補助は受けられないだろという話になりました。


すると、不意に(それこそ何でも何にもないことのように)

「俺は次男だけどさ、・・・」


・・・・・・出た、同居ワード『次男!!


表情の下で激しく固まる私の横で、彼は続けました。


いま自分の父親が入院している状態では、家にいる母親が心配である。

この先父親が退院して、万が一再び入院という事態になったとき、できるだけ近くにいたい。

父親がいない状況では、母親は自分のご飯を適当に済ませてしまう。


そのような趣旨のことを語りました。


うん、分かる。分かるよ。

君が自分の両親のことをとにかく大事に思っていることはよく知ってる。

毎週お見舞いに行くくらい、お父さんのことを心配していることも知ってる。


でもチョット待て。


例えば「近くにいたい」状況になったとき、たぶん君は仕事中だよね。

君の言う「近くにいたい」状況で、実際に近くにいるのは

きっと君じゃなくて私だよね。

「ご飯を適当に」済ませているのはお母さんの意思であって、主婦歴の長いお母さんだったら、

その気になればいくらでも料理なんて作れるよね。


どうなの、そのへん。どうするの、私。


自分の親をどうするのかとか、彼の兄がどう出るのかとか、

すべてとことん後回しにしておきたい私は

「うーん、そうだねえ、うーん」とひたすら笑顔。

ついにその案件と対峙するときがきたか、という心境だ。

今度のデート、何を着ていこうか。

この間買ったワンピース…あれにGジャンを合わせて。

差し色でバッグは紫のを。それと、靴・・・

秋色の靴でも探しに行こうかな…。



結婚とは、そんな逡巡の楽しみを奪うものです。(T△T)



おしゃれする事自体が楽しいのだと思う。

おしゃれしていく過程が。


でも夜中に膝で蹴られ、拳を振り回され、

寝相の悪さを散々見せ付けられたら

何の説得力もないんだろうなあと思います。(落涙)

しかも当人は無意識というのが恐ろしい。


お化粧だって、家作りに例えたら

更地(!)の状態から見られているということですから。

「お~随分立派な家が建ったなぁ」的な。


しかも!忘れちゃなりません。

生活を共にするということは、財をも共にするということであります。

旦那さんの「あれ、そんな服持ってたっけ?」という発言を

いかにかわし、封じ込めていくか…。頭脳戦なのであります。

言葉の誤変換の修正方法として、

「これって何だっけ、ほら、あの『○・・・・」

「ああ、『○○○』でしょ」

とズバリ回答してしまうのは本人のためになりません。

本人が覚えるという貴重な貴重な機会をペシャンコにしてしまうからです。


なので私は、本人が自ら正しい答えを出すまで【←重要】

何度でも言わせるようにしています。


例) 伊豆へ旅行に行った時。

私「温泉、楽しみだね~」

旦那「熱川って、ほら、アレがあるよね」

私「何、なに?(なんとなく予想がつくが絶対に言わない)」

旦那「え~と。熱川の、ナナ・ニ園」

私「・・・・・(これは想定外)」


私「もう1回言ってみて」

旦那「ワナナ・バニ園」(何の疑問もわかない)

私「もう1回言ってみて」

旦那「ワナナ・バニ園」(同)

私「もう1回、ちゃんと言って」

旦那「だから、ワナナ・バニ園だってば」(力説!)

私「もう1回」

旦那「ワナナ・バニ園・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、バナナ・ワニ園ね」



ねえ、おかしいでしょう?

バニ」って何さ。

「バニ」の時点でもう単語として意味をなしてないでしょう?

ねえ?ねえ?