帰省した田舎で「迎え火」というのをしました。
白樺の皮(一文字で『樺(かんば)』と言うそうです)をお墓で焚き、
その火を移しながら、道路の上に少しずつ樺を置いていきます。
ご先祖様がその火を辿って家まで帰れるように、ということです。
もちろんお墓と家が近くないとできない行事です。
お墓から遠い家は、お墓で焚いた火を提灯に移し、それを家まで持って帰り
門のところに置いておくそうです。
夕闇の中、小さな火がそれぞれの家へ点々と続いていく光景は
とても幻想的で、亡くなったおばあちゃんに無性に会いたくなりました。
↓神社の石段の途中で、顔を上げた空がステキ。
↓携帯で撮ったのですが、意外と綺麗に写るもんだ。